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【お食い初めレシピ】煮物(筑前煮・煮しめ)の簡単な作り方

【お食い初めレシピ】煮物(筑前煮・煮しめ)の簡単な作り方
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お食い初めで煮物を作るのはどうして?

お食い初めの献立の基本は「一汁三菜」です。
どんな煮物を用意しても良いのですが、「筑前煮」や「煮しめ」を作るのが定番となっています。

色々な食材を一緒に煮込む煮物には「家族仲良く」という意味があり、お食い初めなどお祝い事や節句はもちろん、お正月のおせち料理にも欠かせない一品です。

また食材一つ一つにも縁起の良い意味が込められています。

人参・大根:紅白をあらわす縁起物
蓮根:見通しの良い人生になるように
ごぼう:深く根付いて繁栄するように
里芋:子宝に恵まれるように
たけのこ:すくすくと育つように
椎茸:亀の甲の飾り切りを入れて長寿の意味を込める

にんじんやしいたけを飾り切りにするのも、華やかになって良いですね。最近ではいろいろな抜型もありますので、全て包丁で飾り切りしなくても、輪切りにして抜型を使ってから包丁で整えると簡単にかわいい飾り切りができます。

煮物に入れる具材にも決まりはありませんので、旬の食材を取り入れて、お食い初めにぴったりの煮物を作りましょう。

お食い初めの煮物について
お食い初めの献立についてはこちら

お食い初めにおすすめの簡単おいしい煮物レシピ

人気の煮物料理と言えば「筑前煮」と「煮しめ」ですが、この2つは作り方が少し違います。

「筑前煮」は鶏肉や人参、蓮根などの具材を油で炒めてから煮込むのが特徴で、「煮しめ」は油で炒めるという工程はなく、煮汁がなくなるまでじっくり煮込んだ料理のことを言います。お食い初めに用意する煮物は何でもかまいませんので、ここでは定番の「筑前煮」と「煮しめ」のレシピをご紹介します。

和食の定番「筑前煮」

筑前煮のレシピ
材料(4人分)
  • 鶏もも肉(1枚)
  • 里芋(8個)
  • にんじん(1本)
  • ごぼう(1本)
  • れんこん(1節)
  • 干ししいたけ(8枚)
  • たけのこ(約80g)
  • いんげん(適量)
調味料
  • 水+しいたけの戻し汁(300㏄)
  • 酒(大さじ2)
  • 砂糖(大さじ1)
  • 醤油(大さじ2)
  • みりん(大さじ1)
  • 油(適量)
作り方
  1. 干ししいたけを水につけてもどし、戻し汁は捨てずにとっておく
  2. 鶏もも肉は余分な皮と脂肪を取り除き、一口大に切る
  3. ごぼうはよく洗い乱切りにする
    れんこんは1cmぐらいの輪切りにする
    それぞれを酢水にさらす
  4. にんじん・里芋・しいたけ・いんげんは食べやすい大きさに切る
  5. 鍋に油をひき、鶏肉を炒める
  6. 鶏肉の色が変わったら、水気をきったれんこんとごぼう、にんじんを加えて炒め合わせる
  7. 全体に火が通ったら、しいたけといんげん、水と干ししいたけの戻し汁を入れ、沸騰したら調味料を入れる
  8. 落し蓋をして弱火~中火で煮汁が少なくなるまで煮る

おせち料理でもおなじみ「煮しめ」

煮しめのレシピ
材料(4人分)
  • 鶏もも肉(200g)
  • 里芋(8個)
  • にんじん(1本)
  • れんこん(1節)
  • 干ししいたけ(8枚)
  • こんにゃく(1/2枚)
  • 絹さや等(適量)
調味料
  • だし汁またはしいたけの戻し汁(300㏄)
  • 酒(大さじ2)
  • 砂糖(大さじ2)
  • 醤油(大さじ2)
  • みりん(大さじ1)
作り方
  1. 干ししいたけを水につけてもどし、戻し汁は捨てずにとっておく
  2. にんじんは1cm幅の輪切りにし、花の抜き型で抜いて飾り切りにする
  3. れんこんは穴と穴の間に切り込みを入れて花れんこんにし、酢水にさらす
  4. 里芋は上下を切り落とし六角に皮をむいて下茹でしておく
  5. こんにゃくは6㎜幅に切り、真ん中に切り込みを入れて片方をくぐらせ手綱結びにしてから、さっとゆでこぼしておく
  6. 飾り用の絹さやはスジを取り熱湯でさっとゆでる
  7. 鍋に絹さや以外の材料を全て入れ、だし汁としいたけの戻し汁、酒、砂糖、みりんを加えて火にかける
  8. 沸騰したら中火にし、落とし蓋をして約20分煮る
  9. 全ての材料に火が通ったら、しょうゆを加えて再び落し蓋をして汁気がなくなるまで煮る
  10. 器に盛り、絹さやを飾りに添える

お食い初めの筑前煮は前日に準備しておくのがおすすめ!

煮物は前日に準備しておこう

お食い初めで用意する献立の中でも、特に時間がかかるのが筑前煮です。

具材の皮をむいたり、下茹でしたりという下準備に時間がかかるうえ、せっかくだから飾り切りもして華やかにしたい・・・となると、当日の朝に準備し始めるのではとても大変!

なので前日に作っておき、当日はお皿に盛りつけるだけにしておくのがおすすめです。煮物は煮込んだ火を消して冷めていくときに味がしみ込んでいきますので、前日に作っておくことでしっかり味の沁みた美味しい筑前煮になります。

一日ぐらいなら賞味期限の心配もありませんが、傷むのが不安な方は、水分が飛ぶまでしっかり煮込むことが、筑前煮を日持ちさせるポイントです。

お食い初めには祖父母や親せきも招いて大人数になることも多いです。煮物は老人から子どもまで誰でも食べられるメニューですので、多めに作っておいて、もし余ったらカレーや炊き込みご飯にリメイクすると最後までおいしくいただけますよ。

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